奇妙な時間の過ごし方I 〜魔法とループ〜
このブログについての注意事項。
1.食べられません
2.違う意味で目に入れないでください
3.高温多湿を避けて読んでも変わりません
全てを記憶できる魔法の薬?飲んだ覚えがないな。
どんな物でも溶かしてしまう魔法の液体って、何に入れておこうか。
さて、今回のテーマは魔法。
いくつか話を作ってみました。
~魔法のドロップ缶~
もし一定時間の間だけ1つ願いを叶える事ができるなら、どんな願い事をしますか?
放課後、下校しようとした時だ。
カランカランっと缶のような何かがぶつかる音が聞こえる。
少年が振り返ると、自分の机の上にドロップ缶が置いてあった。
(この物語すぐ終わるんでw)
ドロップ缶にはこう書いてあった。
「この缶のドロップを舐めている間だけ、1つの願いを叶える事ができます。ただし、1人につき一度しか効果はありません」
少年はきみ悪ながらも、とりあえずそのドロップ缶を持ち帰った。
「一度だけか…」
ドロップ缶を見つめながら下校していると、後ろから友人の声がした。
「よう、一緒に帰ろうぜ」
少年は友人にそのドロップ缶についての話をした。
「じゃあ試してみようぜ。ちょっと貸して」
友人はドロップ缶の蓋を開けると、ドロップを1つ取り出して口へ放り込んだ。
「さてどんな願いにしようかな」
「お前は願いを考える前に口に入れたのか。舐めてるのか?」
「願いはもう考えてんだよ。この飴玉を信じて当たって砕けてやる」
友人はそう言うと、少し前を歩いているクラスメイトの女子へと駆け寄った。
その子は友人が前々から好きだと話していた子だ。
つづく
~ループ~
階段の踊り場で、実際に踊っている人見たことあるか?俺は無い。
〜魔女がくれた物〜
ふと空を見上げると、ほうきに乗った魔女がスマホを見ながらのながら飛行をしていた。
魔女は目の前にIKEAがあるのに気づかず、店に突っ込もうとしていたので注意してやった。
お礼にと、魔女は棒付きキャンディを俺に差し出して言った。
「この棒に触れると指は肌色に、キャンディを舐めると舌はピンク色に、また噛んだら歯が少し白くなるよ」と。
魔法とは…?
~魔法のドロップ缶2~
友人は一か八かの告白をした。
「君を例えるなら、荒れ果てた地に咲く一輪の花に止まる可憐な蝶に優しく微笑む女性を天から見守る女神だ」と。
俺の予想では、速攻で友人は変人扱いされると思っていた。ところが…その子は友人の気持ちに応え、二人は手を繋ぎながら歩き始めたではないか。
すげードロップ缶だ。
しかし数分後、とぼとぼ歩いている友人に追いついた。
「どうした?」
友人曰く、ドロップを舐め終わると彼女の態度が急変してしまったそうだ。
やはり舐め終わると効果が無くなるらしい。
さて、どんな願いにしようか?
お金とか恋人とか、それが本当の幸せだろうか?
最寄りの駅まで電車に揺られながら、少年は思いついた。
ドロップを舐め終わっても、何回でも願い事をできるようにしてほしい。
これでいこう。
ドロップ手に取り出すと、缶が空になったのが分かった。やはり、1人一回のようだ。
少年はドロップを口に入れ、願いを込めようとした。
消費期限ないよな?
魔法のドロップ缶だからさすけねか。
ふと気がつくと降りるはずの駅に着いており、電車のドアが閉まろうとしていた。
少年は慌てて降りようとしたが間に合わなかった。
あぁ、5秒前に戻れればなー。
そう頭の中で思った時だ。周りの景色が一瞬のうちに変わった。
ふと気がつくと降りるはずの駅に着いており、電車のドアが閉まろうとしていた。
少年は慌てて降りようとしたが間に合わなかった。
あぁ、5秒前に戻れればなー。
そう頭の中で思った時だ。周りの景色が一瞬のうちに変わった。
ふと気がつくと降りるはずの駅に着いており、電車のドアが閉まろうとしていた。
少年は慌てて降りようとしたが間に合わなかった。
あぁ、5秒前に戻れればなー。
そう頭の中で思った–…
魔法の季節。
俺の所にも魔女来いッ
Thank you for reading.
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